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記録数の推移(出版年)

日本産クモ類目録

    https://www.asahi-net.or.jp/~dp7a-tnkw/japan.pdf 本目録は谷川(2026)を基準に新たな種や知見を随時追加しています.

    都道府県

      島嶼

        引用文献

          更新履歴

          ダウンロード

          記録、種リスト、人物、団体、引用文献、文献・著者対応をCSVでダウンロードできます。

          現在の表示データ件数: 0

          ABOUT JSC

          Japan Spider Catalog とは?

          Japan Spider Catalog(JSC)は、日本産クモ類の目録・分布記録・画像をまとめたデータベースサイトです。

          JSCは、新海明氏らが作成した「CD日本のクモ」を前身として、その情報を継続的に更新し、 より利用しやすい形で引き継ぐためにJSC運営グループが整備しています。

          目次を表示

          01

          JSCでできること

          分布を調べる

          科・属・種、都道府県、島、著者、文献、出版年、記録のカテゴリーなどを組み合わせ、文献に基づく分布記録を検索できます。

          画像と比較する

          分類群、分布、画像情報で画像を絞り込み、手元の生体や標本と比較できます。

          データを取得する

          絞り込んだ記録、種リスト、著者一覧、引用文献一覧をCSVで取得したり、分布図を画像として保存できます。

          02

          使い方

          分布ページ

          分布図を確認する

          1. 科・属・種や、都道府県・島・著者・文献を選択します。
          2. 必要に応じて出版年、記録のカテゴリーを指定します。
          3. 範囲選択では、選択範囲にかかる都道府県本土の記録と、選択範囲内に代表点がある島の記録が選択されます。島嶼不明の記録は、対応する都道府県本土が選択範囲にかかる場合に含まれます。分類群などの他の条件を指定している場合は、その条件にも一致する記録だけが表示されます。
          4. 都道府県本土のポリゴンや島のプロットをクリックすると概要が開き、「詳細を表示」を選ぶと、文献、記録のカテゴリー、正確性、備考を確認できます。
          5. 地図右上のダウンロードボタンから、現在の表示範囲を画像として保存できます。
          PC幅の分布ページ。フィルター、範囲選択、分布図ダウンロードの位置を示している。
          1フィルター 2範囲選択 3記録の詳細 4分布図のダウンロード

          画像ページ

          画像を確認する

          1. 全項目検索や、科・属・種、地域、画像情報のフィルターで候補を絞ります。
          2. 「最大画像数」で分類階級と枚数を指定すると、代表的な画像だけを表示できます。
          3. 画像サイズとラベルを調整し、グリッド、詳細、形質表を切り替えます。
          4. サムネイルをクリックすると、画像の詳細情報を確認できます。
          PC幅の画像ページ。検索フィルター、最大画像数、表示切り替えの位置を示している。
          1検索とフィルター 2最大画像数 3表示の切り替え

          スマートフォンでも利用できます

          画面幅が狭い場合は、フィルターを開閉しながら地図や画像を閲覧できます。主要なページは上部の「分布」「画像」から切り替えます。

          スマートフォン幅の分布ページ
          分布ページ
          スマートフォン幅の画像ページ
          画像ページ

          03

          閲覧時の注意

          採録対象

          現在、JSC運営グループでは採録対象の再定義を進めており、以下の方針は現時点では未確定です。

          2026年8月以降の新規登録については、原則として、採集データ(誰が、いつ、どこで採集したか)が明確な記録を採録対象とする方針です。ただし、記載論文に基づく記録や、標本が保存されていない場合でも、種の識別に十分な特徴が確認できる画像を伴う記録については、例外的に採録対象とする予定です。

          一方、ウェブページのみを根拠とし、将来リンク切れなどによって内容を再検証できなくなるおそれがある記録や、採集者・同定者、情報の根拠などを十分に確認できない新聞記事等については、採録対象外となる可能性があります。また、幼体やライフステージが不明な個体の記録についても、同定の確実性に懸念が残る場合には採録されない可能性があります。

          ただし、巣の確認によって記録されてきた種や、識別形質が特徴的で誤同定の可能性が低い種もいます。そのため、成体標本がなくても一定の条件のもとで採録可能とする種を選定し、その一覧を作成することを検討しています。

          また、一部の外来種や衛生害虫では、「いつ・どこで発見・確認され、どの行政機関が対応・発表したか」といった過去の個別事例を、後年になって行政の一次資料から追跡することが難しい場合があります。このような場合には、行政発表の内容を当時報じた新聞記事等について、情報の由来や内容を個別に検討したうえで、採録対象とする可能性があります。

          なお、新たな方針を過去の引き継ぎ資料にまで遡及して適用すると、従来採録されてきた記録が必要以上に除外される懸念があります。そのため、過去の記録については一律に除外するのではなく、「参考記録」として区別して表示するなど、情報を残しつつ位置づけを明確にする方法を検討しています。

          新方針については、8月末に開催される日本蜘蛛学会で意見を募り、その内容を踏まえて最終的な方針に反映する予定です。

          分布記録と記録数

          JSCでは、同一文献内で分類群・都道府県・島・記録のカテゴリーが同じ記録を一つのレコードとして統合しています。 一方、同じ分布情報が後続文献に引用された場合は、文献ごとに別のレコードとして収録されることがあります。 そのため、記録数は実際の採集回数、地点数、個体数とは一致しません。

          記録のカテゴリー

          オリジナル
          当該文献が報告元と判断できる記録
          引用
          先行文献の記録を引用したもの
          未確認
          文献を確認できておらず、オリジナルか引用かを判定できない記録
          不明
          文献を確認したものの、オリジナルか引用かを判定しにくい記録

          離島データと地図上のプロット

          都道府県と島は別の項目として管理しています。「島嶼不明(文献確認済み)」は、文献を確認したものの島を特定できない記録、 「島嶼不明(文献未確認)」は、元文献を確認できておらず島を特定できない記録です。

          現在、個々の分布記録には実際の採集地点を示す緯度・経度は収録されていません。 地図上のプロットは島嶼の代表点を示しており、実際の採集地点ではありません。

          記録の正確性

          記録の正確性は、現時点で確認できた文献と分類学的知見に基づいています。「通常」とされた記録についても、 同定の正しさをJSCが保証するものではありません。疑わしい記録のすべてが「要確認・誤同定」として整理されているとは限らず、 分類学的再検討などにより、今後評価が変わる可能性があります。

          引用文献の並び順

          引用文献一覧は、一般的な引用文献リストに近づけるため、著者名、出版年、採録順で並べています。 日本語表示ではローマ字著者名、日本語以外では英語著者名を並べ替えに使用しています。ただし、著者のローマ字表記が分からない場合は、末尾に掲載されます。

          04

          チュートリアル

          手元のクモの種候補を絞る

          1. 画像ページで、分かる範囲の科・属、雌雄、成長段階、外観や交尾器などを指定します。
          2. 候補画像を比較し、似ている分類群を探します。
          3. 分布ページへ移動し、採集した場所の近隣の都道府県や島に既知記録があるか確認します。
          4. 候補が絞れたら、図鑑、原記載、分類学的再検討などの出版物で識別形質を確認します。

          JSCの画像は、同定候補の見当をつけるために利用してください。交尾器の画像も掲載していますが、 見分け方を解説する同定資料ではありません。JSCに採録されている画像だけでは同定できない種もあります。

          分布を調べる

          1. 分布ページで分類群を選び、調べたい都道府県や島、その近隣地域の記録を確認します。
          2. 地図、種リスト、引用文献一覧から、記録のある地域と根拠文献を確認します。
          3. 島嶼不明の記録や「要確認・誤同定」の記録も確認します。
          4. 必要に応じて文献の原文を確認し、学名変更、異名、誤同定、産地表記を調べます。

          JSCで記録が見つからないことだけを根拠に、県初記録・島初記録と断定することはできません。 とくに、島の記録は「CD日本のクモ」のデータを再整理中のため、未確認の記録が残されています。

          05

          データ利用条件

          JSCから取得したデータは、研究、教育、商用利用、再配布が可能です。 利用する場合は、下記の指定形式でJSCを引用してください。

          データの加工も可能です。ただし、加工した事実を明記し、加工後の内容をJSC公式データと誤認させる表示を行わないでください。 この条件は、写真、地図境界データなど、第三者が権利を持つ素材には適用されません。

          写真

          写真の権利はJSC運営グループではなく、各画像の撮影者または権利者に帰属します。画像ごとに表示されるライセンスに従ってください。 ライセンスが「不明」の場合、転載・加工の許諾は与えられていません。 利用を希望する場合は、撮影者または権利者へ確認してください。今後、画像には順次クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを設定する予定です。

          分布図の行政区域界

          分布図は、国土交通省「国土数値情報(行政区域データ、全国、平成31年、製品仕様書第2.3版)」を加工して使用しています。 分布図を転載・加工する場合は、国土数値情報の利用規約に従い、出典と加工の事実を明示してください。

          出典:国土交通省「国土数値情報(行政区域データ、平成31年)」を加工して作成。

          免責

          JSCは情報の正確性と更新に努めていますが、完全性・正確性を保証しません。利用によって生じた損害について、JSC運営グループは責任を負いません。

          06

          引用方法

          JSCを利用した場合は、次の形式で引用してください。バージョンと閲覧日は自動で更新されます。

          Japan Spider Catalog. (2026). Japan Spider Catalog, ver. 読み込み中. https://japan-spider-catalog.pages.dev/ (accessed ).

          07

          作成の経緯

          1999–2004

          「夢」を形に

          1999年刊行の『Kishidaia』第77号で、新海明氏は「夢」と題し、日本産クモ類全種リスト、県別クモ類文献リスト、 県別クモリストの作成を提案しました。全種リストは谷川明男氏により2000年に、県別文献リストは新海氏により2001年に公表されました。 その後、安藤昭久氏が開発した生物分布図表示ソフトウェア「SPMAP」が導入され、2004年に「県別クモ類分布図 CD Ver.2004」が公開されました。

          2004–2024

          「CD日本のクモ」へ

          谷川氏による生体・標本写真や、池田博明氏による「クモ生理生態事典」などが統合され、「CD日本のクモ」へ発展しました。 最終版のver.2024には、文献を確認できた1,699種の分布図と、1,023種の写真が収録されています。

          CD日本のクモ ver.2024

          2024

          旧Japan Spider Catalogの公開

          動作環境の互換性、情報の引き継ぎ、継続的な更新などの課題に対応するため、東京蜘蛛談話会に所属する若手研究者・学生を中心に、 クラウド型ダッシュボードを用いた旧JSCが作成・公開されました。旧JSCでは、日本産クモ類目録、都道府県・島別の分布記録、文献、更新履歴などを動的に表示切替できるようになりました。

          2026

          現行Webアプリへの移行

          静的ホスティング上で動作するクライアントサイドWebアプリへ移行しました。 現行JSCでは、都道府県と島、オリジナル記録と引用記録を分けて管理し、分布ページと画像ページの絞り込み条件を連動させています。 複数条件による検索、画像の拡大・比較などを実装し、表示速度を改善しました。

          参考文献

          1. 新海 明 1999. 夢. Kishidaia, 77: 22–24. https://drive.google.com/file/d/1y9NdlkYJfxNnsJg5ago0oEle1LS9z2z7
          2. 谷川明男 2000. 日本産クモ類目録(2000年版). Kishidaia, 78: 79–142. https://drive.google.com/file/d/1AF_Ny554RcV6iGmEu-zHTyYAXco3ER4o
          3. 新海 明 2001. 県別クモ類文献リストの一覧. Kishidaia, 80: 93–140. https://drive.google.com/file/d/1MGX2H9RYt5F7IQdMQeqJJgoiZR2XkYUq
          4. 新海 明 2005. 夢の一里塚「県別クモ類分布図 Ver.2004」完成までの経緯. 東京蜘蛛談話会通信, 113: 8–10. https://drive.google.com/file/d/17sLgS_q1kOOqaDWertVPHwoGZt8fKLQR
          5. 新海 明・安藤昭久・谷川明男・池田博明・桑田隆生 2024. CD日本のクモ ver.2024. 著者自刊. https://www.asahi-net.or.jp/~dp7a-tnkw/cd/cd.htm
          6. 日髙涼太・鈴木佑弥 2025. CD日本のクモの次世代を作る:Japan Spider Catalogについて. Kishidaia, 126: 123–131. https://drive.google.com/file/d/1yPwaCVeIhWseb6b1QZYccpWGLbGp97ee

          08

          今後の課題

          現在の地図は、都道府県本土のポリゴンと島嶼の代表点を用いて表示しています。統計的な解析に用いるには、個々の文献記録に記された採集地を確認し、 実際の採集地を座標として採録する必要があります。現在のJSCデータには、座標および、座標の精度は登録されていません。 きわめて大きな労力が必要と思われ、対応は保留としています。

          性別、ライフステージ、採集日の登録を進めています。ある程度データがそろった段階で、季節消長のグラフを追加する予定です。

          採集者の登録を進めています。各地域の著者・採集者としての貢献の可視化を検討しています。一方で、過度なランキング化は質の低い記録の濫造につながるおそれがあるため、記録の再検証性の改善も合わせて行う必要があるかもしれません。

          分布している可能性のある種の誤同定記録に対して脆弱であり、記録の信頼性を担保する仕組みが十分ではありません。 原記載や触肢・外雌器が掲載されている記録を信頼性の高い記録とするなど、記録の正確性の細分化や、標本収蔵先・同定者の登録を検討中です。

          09

          お問い合わせ・情報提供

          誤記、未収録文献、疑わしい同定、分類学的変更、画像提供、著者のアルファベット表記などの情報をお寄せください。 連絡時には、可能な範囲で修正根拠を添えてください。

          japanspidercatalog [at] gmail [dot] com